2015年05月19日
ブログ移行のお知らせ
2015年04月14日
国会議事堂 日本の中枢を体感!
皆様こんにちは。
桜が咲いた途端にこの寒さ!
体調管理にも限界がありますよね…
先週リフレッシュ休暇を頂きました。
自宅でやるべきこともあって遠出はできなかったのですが
行って来ました国会議事堂!
娘も春休み中なので社会見学も含め、
建築的にも興味深く、家族みんなで興味深々。
平日だった為、比較的空いていたのか予約無しでも大丈夫でした。
昭和初期に建てられた築80年にもなる佇まい。
趣があります。
このアングルは馴染みがありますよね。
外装の花崗岩の石積みや大理石など建築資材の殆どは純国産だそうで
その資材や建築技術においては流石に目を見張るものがありました。
(指定場所以外は撮影禁止のためお見せできなく残念)
中に案内され、最大の見所である衆議院本会議場は圧巻の光景です。
ん〜テレビで見たことある!
本会場の天井はステンドグラスで昼光利用しており、
照明が無くても十分な明るさです。
柱や壁に施された彫刻も意味を込められているようで丹念な造りでした。
議員の氏名標も「あっ、これこれ!」という感じ。
実は国会議事堂ができた当初からずっと使いまわしているのだとか。
他にも切り取った沖縄産大理石の中には巻貝の化石が含まれていたり、
赤絨毯の毛足が各階ごとに違っていてその再利用の仕方など
子供目線でもなかなか楽しめたようで…思った以上に良かったです!
とついつい癖で建築目線の見学をしてしましたが、
一般にも充分楽しめる内容です。
説明をする職員さんの内容もとても面白かった!
日本人なら国家の中枢に一度は足を運んでほしい、
そんな小話でした。。。
帰りの夜桜、いい季節ですね。
友坂
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2015年04月07日
建築好きです。〜ローマ編〜
こんにちは。
設計の中込です。
前回からの続き。
今回はサンピエトロ大聖堂。
ローマと言えばヴァチカン。
サンピエトロ大聖堂というイメージが私の中では強かったのですが、
厳密には独立国なので、イタリアではない。
でもイタリア、ローマを訪れる人は、必ず足を運ぶ観光スポットにも
感じられるカトリック教会の総本山です。
ローマぐらいの都市になると目的地までの道のりを少し脱線し、
迷子になるのも楽しいものです。
ローマでは駅から降りると自分がどこにいるのか
なかなかわかりずらいものです。
何となくまあいいかと思いながら、足を進めると大抵、
誤った方向に進みます。
それでも知らない土地で見る街並みは、
迷ったとしてもどれも新鮮で、以外な発見や
うれしい景色や眺めに出会えたりします。
少し大回りして見えてきたサンピエトロ大聖堂は、ローマの都市には
なくてなならない存在としての佇まいを十分醸し出していました。
世界最大級の教会建築は床面積がなんと
2万3000uもあるそうです。
見所は満載で、
語り尽くせない程の歴史や人々の思いがたくさん詰まった場所です。
そんな建物を語るのはとても難しいです。
今回はローマの建築で特に考えさせられた
空間に導かれる光について。
サンピエトロ大聖堂は、
一見その巨大さと豪華さが先だって印象付けられますが、
私が一番、心惹かれたのが、光でした。
ちょうど訪れた時間が良かったのか、
室内に上部から差し込む光がとても美しかったのです。
この光の効果も、
この巨大な聖堂空間がなくては感じる事ができないものと思います。
ハイサイドから差し込む光が低い角度で床を照らし、
撹拌された光が幻想的な景色をつくりだしています。
これは西洋建築の構造に依る所が強いのですが、
大きな壁面に絞られた開口された窓から差し込む光は
とても象徴的な、教会建築ならではの
希望の光へと通じる部分があるのかと思います。
単に大きく開口してもこの効果、感動はなかったでしょう。
絞られた事でより光を感じる。
この古典から続く光の効果は、今尚、現代建築においても、
強い関心が寄せられ、普遍的なものとして
建築にはなくてはならないものなのでしょう。
美しい光に出会えたサンピエトロ大聖堂は今尚、
私にとって印象的な心に残る建築でした。
続きは次回。
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2015年03月31日
祝 上棟!
こんにちは設計部の蓮実です。
今日で3月も終わり明日から4月ですね。
桜も満開に近づき、あちこちでお花見をしている方々を
いいなあと横目で見ている今日この頃です。
綺麗に咲いている桜の花。
桜を見ると癒しとパワーをもらえます。
さて今回は、先日上棟を終えましたお宅を
少々ご紹介させて頂きます。
新規分譲地を購入しての新築工事です。
敷地条件を活かした光と風の取り込み、
そして開放性の高さを重視したプランニングです。
分譲地内で一番目を引く建物を作る!
というのもひとつの目標です。
東西に並んだ分譲地だった為、
東南から南西にかけての自然の取り込みや見え方、
また、南側に道路が接道されている為、
通りからの視線にも配慮しました。
そして、屋根形状を活かした開放的な空間を
計画できるよう2階にリビングを計画しました。
外観はシンプルな片流れ屋根を南北棟違いにする
ハイサイド形式にし、南側に向けて大きく屋根が
突き出る印象的な形状です。
計画段階でご提示していた模型です。
詳細打ち合わせ中は、この模型にて窓の見え方や
光の入り方などについて何度も検証を重ねました。
上棟ではまだ軸組み段階ですので
模型とは印象が異なるとは思いますが、
立体的になるとイメージ通りに組まれていて
ホッとしました。
2階北側屋根面にトップライトも取り付け。
南からの風を効率よく誘導してくれる為、
夏場の温度上昇の軽減に大きく貢献します。
また、夜はリビングから星空が見えるのも楽しみの一つです。
上棟の作業は無事に完了し、
これから本格的に工事が進んでいきます。
完成が楽しみです。
完成時にお客様の笑顔をもらえるよう
頑張っていきたいと思います!
蓮実
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2015年03月24日
やさしい気持ちで
こんにちは 平野です。
暖かく感じられるようになってきたなぁと思っていたら
桜の開花予想が流れ出し、
春の足音が感じられるようになってきました。
3月は卒園・卒業の季節。
長女は3年間通った幼稚園を無事に卒園を迎えることが出来ました。
幼稚園生活最後のお弁当・・・ということで妻もはりきったようです。
子ども達に人気の妖怪ウォッチですね。
なかなか頑張ったようです!
子どもからはお礼の手紙がありました。
ほほえましいシーンでした。
私どもがご提案させて頂く「優しい暮らし」とは?
ちょっと考えてみました。
環境に優しい素材使いや、人に優しい・細やかな配慮がされた住まい・・・
そして何より、
そこに住まう人がやさしい気持ちになれるシーンのお手伝いをすること。
これではないかと思うのです!
、、、というわけで私はやさしい気持ちコレクターになろうと決めました。
まずは自分の感度を高めること!
身のまわりにある やさしい気持ちを集めていこうと思います。
所々 親バカが入りますが、ご容赦下さい(笑)
休日雨上がりの朝、キッチンで朝食の準備をしていたら
新聞を見だした娘の姿が、、、
思わず写真を撮ってしまいました。
何を熱心に見ているのかと思ったら4コマ漫画を見ていました(笑)
自宅を建ててからというもの、植栽の楽しさに目覚めてしまいました。
暇さえあれば園芸屋さんを物色し、
気に入った緑をちょこちょこ買っては植えるということが
趣味になりつつあります。
北側の玄関周りには、日陰にも強い植物たちを植え、
コンクリートで硬い印象になりがちな駐車場 基礎周りにも緑を。
窓を少なめにして少し暗がりにした土間から、
玄関ドアを開けると目の前に明るい光が拡がります。
外に向かって「行って来ます!」という気持ちになります。
門柱・ポストの後ろには 常緑のハイノキを植えました。
繊細な枝と葉が気に入っています。
足元には丈夫なフッキソウとイワナンテン、
これから青い花を咲かせてくれるのが楽しみなアジュガ。
駐車スペースと建物基礎の間には
セイヨウイワナンテン(トリカラー)とクリスマスローズ。
これまた半日陰には欠かせない存在!
奥の黄色い花は、名前は分かりませんが
長女の卒園式で頂いたお花を植えました。
植栽に水やりをしたり葉っぱの状態を見てみたり、
新しく咲いている花を見つけたりすることは、
忙しい朝にちょっとやさしい気持ちにさせてくれます。
まだまだ少ないのですが、
ちょっとづつボリュームを増やしていこうとタクランデいます。
皆様に外構のご提案をさせて頂く際にも、
緑を植えられるスペースをつくることを心がけております。
是非 楽しみながら、やさしい気持ちに。
それではまた!
平野
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2015年03月17日
木を感じ、楽しむマンションリフォーム
皆様こんにちは、関嵜です。
早いもので、もう3月です。
今回は、厚木市で工事をさせて頂いておりました
マンションリフォームが完成しましたので、
ご紹介させていただきます。
30代のご夫婦と2人のお子さんのお住まいです。
お子さんが幼い今の段階では、のびのびとオープンな空間で
開放感を存分に楽しむようにしています。
ご成長に合わせて段階的に子供室の仕切りや
LD横の寝室の仕切り建具などを設置する
先々の計画も踏まえた間取りです。
LD左奥側は、将来ご夫婦の寝室になるスペースです。
後々に4本引きの天地丈の間仕切り建具を入れて仕切る計画です。
LDのひとつの壁は濃い色のアクセントクロスを貼り、
TVボードカウンター廻りを引き締めています。
左端はPCと読み書きが出来るデスクコーナーとしています。
こだわりのキッチンカウンターです。
キッチン側は、盛り付けやパン・お菓子作りの下ごしらえにも
お手入れしやすいように天板にステンレスを貼りました。
料理の得意なご主人様も奥様と一緒に楽しく作業が出来ます。
対面カウンターではハイツールを置いて軽食やお茶を楽しむカフェコーナーとして、
お子さんのお絵かきデスクにと、みんなが集まるコミュニティースペースとして
活躍する素敵なこだわりの場所となりました。
手洗いコーナー
格子越しの明かりの入り方も素敵です。
柔らかな日差しのようなイメージ。
ベットルーム1
ベットルーム2
将来、ベットルームは真ん中で仕切り2部屋の子供室になるように
入口は2つ用意しています。
左右それぞれにオープン収納も設けています。
この棚はお布団などの収納として、
先々のお子様の勉強机+本棚としての機能も持たせています。
今のところ、ご家族皆様の寝室として使います。
玄関ホール
床材は無垢床ボルドーパイン材。
一般的なパイン材より幅広で木目がよりクッキリしているパイン材です。
壁や天井材をすっきりとシンプルにする場合には
床材はこれくらい木目を強調してバランスを取るのも良いと思います。
洗面室の可動棚収納
こちらは、杉の無垢板を使用しました。
ワイルドながらも味わい深い感じに仕上がりました。
それぞれお部屋の各所に、
いろいろな種類の木のぬくもりを感じさせる
配分にて採用させていただき、
明るくてとても気持ち良い空間の家となりました。
S様、この度は誠にありがとうございました。
関嵜、加藤、鈴木、共々 自分の家のように思い
試行錯誤しながら提案させていただき、
工事中も現場担当の井出とみんなでタッグを組んで
工事を進めてまいりました。
打ち合わせ中も工事中もS様と楽しく進めてさせて頂きました。
お引渡しとなり、お名残惜しいですが、
住まわれてからがお付き合いのはじまりでもあります。
『木を感じ、楽しむ住まい』
S様の生活スタイルや好きなモノや好きなコト・・・
たくさん詰め込んで
S様の新しい生活のはじまりです!
この度はどうもありがとうございました!!!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
関嵜
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